映画との素敵な出逢いをあなたに。ネタバレなしのレビューで映画をご紹介しております。

映画史を塗り替えた話題の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

2019年8月30日に公開、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。

レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットのダブル主演という、世界が注目するクエンティン・タランティーノ監督の最新作はまさに“ 映画をを塗り替える ”ほどの衝撃が走る映画でした。

 

まさに“映画史を塗り替えた”タランティーノ監督の描くハリウッド

今回のアカデミー賞や、ゴールデングローブ賞でも大きな話題になった本作。まだ観ていない人には「もったいない!!」の一言を私は贈りたいと思います。

今までタランティーノ映画を観たことがなかった人もディカプリオ、ブラピ、マーゴットロビーなどの豪華キャストがスクリーンの中で動き回る姿を観ているだけも十分に楽しめる映画になっています!

この映画は「シャロンテート殺人事件」という実際に起ったハリウッドの悲劇をもとに作られたノンフィクション映画です。

実際に起った事件を〜と聞くと「あ〜再現VTRみたいな映画か〜」と思われるかもしれませんが、それだけでは終わらせないのがこの監督です。笑

今回もとんでもないラストを用意してくれていました!!

監督特有の、物語に直接関係のないセリフがいちいちクスッときたりするところなどはいい感じに残しながらストーリーは進んでいき、ラストのシーンを観たあなたは監督への盛大な拍手を止めることができなくなるでしょう!!

そんな「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のあらすじ・キャスト・感想などをまとめてネタバレなしのレビューでご紹介させていただきます。

第92回 アカデミー賞
助演男優賞|美術賞 受賞
第77回 ゴールデングローブ賞
作品賞|助演男優賞|脚本賞 受賞

この映画をオススメしたい人

・ディカプリオとブラピ様のかっこよさに酔いしれたい人
・タランティーノ映画がお口に合う人
・ストレスが溜まるうだつの上がらない日々を過ごしている人
に特におすすめしたい映画です!

予告編・あらすじ

www.youtube.com

人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。
ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。シネマトゥデイより引用

スタッフ・キャスト

スタッフ

【製作】2019年製作 アメリカ

【原題】Once Upon a Time… in Hollywood

【監督】クエンティン・タランティーノ
代表作:「パルプ・フィクション」「キル・ビル」「レザボア・ドッグス」など

【脚本】クエンティン・タランティーノ

キャスト

リック・ダルトン: レオナルド・ディカプリオ(「レヴェナント蘇えりし者」「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」「インセプション」などに出演)

テレビ俳優として大人気だった過去を懐かしみながら、人気が地に落ちている落ち目の俳優。人には強がって俳優としてのプライドを誇示していますが、裏ではうまく行かない現状に泣いちゃう可愛い一面もあり。なんとか俳優として再起を図ろうとしている。

クリフ・ブース: ブラッド・ピット(「セブン」「アド・アストラ」「ファイト・クラブ」などに出演)

スタントマンとして人気を裏で支えてきたリックの相棒。人気がなくなって一喜一憂して過ごす彼のそばで自分らしさを失わずに献身的に支え続ける。頼まれればご飯を作ったり屋根に登ってアンテナを直したりしてくれるクリフは一家に一人ほしいくらいなんでもやってくれるいい男。

シャロン・テート: マーゴット・ロビー(「スーサイド・スクワッド」「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」などに出演)

この映画の目玉である人物。リックの家の隣に引っ越してきた彼女がこの物語にどう関わってくるかがこの映画の重要なキーになる。事件発生までの過程を本作では描く。

その他キャスト

エミール・ハーシュ マーガレット・クアリー ジュリア・バターズ オースティン・バトラー ダコタ・ファニング ブルース・ダーン マイク・モー ルーク・ベリー ダミアン・ルイス アル・パチーノ カート・ラッセル ゾーイ・ベル マイケル・マドセン

 

おすすめポイント

ここからはこの映画をもっと楽しんで貰えるようにネタバレ無しのレビューでご紹介させていただきます!
観る前に見どころポイントを予備知識として入れて鑑賞しましょう!

映画「ワンスアポンアタイムインハリウッド」の映画ポスターです。|作品ポスター・画像 (C)Sony Picturesより引用
作品ポスター・画像 (C)Sony Picturesより引用

① 絶対必須の予備知識

この映画は実在した事件「 シャロンテート殺人事件 」を知らずに観ると面白さが半減します※

今作は実際に起った事件をもとに作られたノンフィクション映画です。

アメリカでは誰もが知っている事件ですが、日本では知らない人も多いのがこの事件です。

事件ことを知らずに観ると️面白さが半減しますのでご注意ください。

この映画を観る前の方に向けて題材になっている「シャロンテート殺人事件」について予備知識を入れましょう!

「 シャロン・テート殺人事件 」とは

「マンソンファミリー」というカルト的なヒッピー集団を率いるチャールズ・マンソンが
ポランスキー宅に侵入し、26歳で妊娠中だった人気女優 シャロン・テートを含む数人を殺害した事件です。

実はマンソンはポランスキー夫妻ではなく、その前の住人を殺そうとしていたということが最近になって発覚したそうです。

当時、女優としての人気に火が付き始めた直後のシャロン・テートがハリウッドで殺害されるという衝撃的なニュースが世の中を凍り付かせました。

 

この悲惨な事件「シャロン・テート殺人事件」のことを知った上でこの映画を観るのは、この映画を楽しむ必須の予習だと思います。

更に詳しい内容を知りたい方はググっていただければと思いますが、この事件の存在を知って観るのと、知らずに観るのとでは面白さが全く変わります。

この映画はクエンティン・タランティーノ監督が“史実に基づいて”作った映画です。

観る上でタランティーノが描く事件はどうなっているのか?というところに注目して観ていただければと思います!

ハリウッド映画への愛が尋常ではない監督が描くハリウッドの悲劇を実際に観て確かめてみてください。

② ディカプリオにブラピにマーゴットロビー!!豪華すぎる顔ぶれ

この映画は史実に基づいてその当時のハリウッドをタランティーノ監督が描いたものですが、とにかくキャストが豪華すぎます!!

 

殺害されてしまうシャロン・テート役を演じるは今をときめく女優の一人 マーゴット・ロビー!

「スーサイドスクワット」でハーレイクインを演じて、世界中にキャラクターの人気を爆発させるほど、キュートでアブないキャラクター像になりきっていました。

「アイ、トーニャ」では実在する悲劇のフィギュアスケーターの反省をドキュメンタリータッチで演じて、シンプルな映画の内容の中で一際輝いたトーニャの存在を見事に作り上げました。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」では美人だけど強烈なキャラクターのディカプリオの奥さんを演じ、全世界の視聴者の目を釘付けにしました。

さらにはシャーリーズ・セロンとニコール・キッドマンと共演した「スキャンダル」や
「ハーレイクイン」の新作の公開が控えていて、今、全世界が注目している女優の一人です!

そんな注目を集める彼女がタランティーノの新作に出演するということでこの映画を観た人も多いんじゃないでしょうか??

 

そしてこの映画はそれだけではまだ終わりません。

「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」など、ギャング映画で不動の地位を持っている名俳優アル・パチーノや、「アイ・アム・サム」などで有名なエル・ファニングのお姉ちゃんダコタ・ファニングなど!

脇を固める俳優たちも素晴らしいです。

 

そして、なんといってもその豪華な面々の中心であり、この物語の中心であるのはレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演です!

この豪華な共演が実現しているというだけでも観る価値がありますね!

ディカプリオ演じるリックはテレビのスター俳優として大人気でしたが、今ではすっかり落ち目の俳優になっています。
なんとか再起を図ろうとしていますが、なかなかうまくいかず・・・。

そんな一喜一憂しているリックの隣で、自分らしさを失わずに支え続けるスタントマンの相棒がブラピ演じるクリフです。

この対象的な仲良しコンビを中心にこの映画のストーリーは展開されていきます。

 

そこで、大きなポイントがあります。

このキャストの中で実際に存在しない人物はリック・ダルトン とクリフ・ブースのみということです。

この二人の存在が史実に基づいたこの物語の中にどんな影響を与えていくのでしょうか?

ここがこの「 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 」の大きなポイントの一つでしょう。

③ タランティーノ監督のハリウッド愛がすごい

そして、この映画はクエンティン・タランティーノ監督のハリウッドへの愛が凄まじいです。

1950年代〜60年代の映画のネタがてんこ盛りで出てきて、知ってる人は尚のこと楽しめる映画になっています。

当時の映画を知らなくても楽しめますが、知っている人はクスクスしてしまうんじゃないでしょうか!

特に私が好きなところは

リックが「 スティーブ・マックイーンが辞退してたら映画『大脱走』の主役は俺だった!」と言って大脱走の実際の映像にディカプリオが合成で出演してるシーンです。笑

そんな笑っちゃうようなシーンや、物語に直接関係のないキャラクター同士の会話などにクスクスできるポイントが散りばめられているのがタランティーノ映画の醍醐味だと思います!

3時間近くの長い上映時間ですが、
「パルプ・フィクション」「レザボア・ドックス」などにみられるように重要じゃないシーンに監督の映画ヲタクらしさが感じられてずっと楽しんで観ることができます。

そして、予想もつかなかった衝撃のラスト。

最後の13分で確実にタランティーノ監督は 映画史を塗り替えた と言っても過言ではないでしょう。

何が起こるのかはこの映画の中で、あなたの目で確かめていただければと思います。

おわりに

クエンティン・タランティーノ監督の最新作はエンタテインメントとしての映画というのはこういうことなんだ!「これぞエンタメ!」と思わされる映画でした!

劇中でもリックとクリスはエンタメ映画の変化と向き合うわけですが、これがタランティーノの考えた究極のエンタメ映画なんでしょう。

「 俺は10本映画を作ったら引退する! 」

と、公言しているタランティーノですが本作が9作目。

次回作はどんな面白い映画を作ってくれるんでしょうか!目が離せませんね!

映画が好きな人にはぜひ観に行ってもらいたい一本です!

AmazonPrimeなどではレンタルができるので気になる方は観てみてください!

こちらの作品もおすすめ

今回のアカデミー賞の中で作品賞を競い合い、見事に作品賞を受賞したパラサイトもおすすめです!

関連記事

2020年1月10日に公開、映画「パラサイト 半地下の家族」。韓国映画初カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞して世界的な話題になりアカデミー賞を4部門受賞し、世界を席巻したポン・ジュノ監督の最新作はあらゆるジャンルに当てはま[…]

映画「パラサイト半地下の家族」の映画ポスターです。|作品ポスター・画像 (C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVEDより引用