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エルファニングのMVと呼ばれるファン向け映画「ティーンスピリット」感想

2020年1月10日に公開、映画「ティーンスピリット」。

「マレフィセント」でオーロラ姫を演じた話題の女優エル・ファニングを主演に迎え、ラ・ラ・ランドの音楽チームが再結集して作ったこの映画はエル・ファニングのMVであると呼ばれていますが本当にその通りの映画でした。

 

ファンはたまらない!エル・ファニングのミュージックビデオみたいな映画

この映画を観る前に「エル・ファニングのMV」と言われていたのを耳にしましたが、実際に観てみるとまさにそんな感じの映画でした!

この映画はストーリーが非常にシンプルな映画です。特にストーリーに惹きつけられるとか考えさせられるということもありませんでした。

だけど、『エル・ファニング』という強力な個性を持った女優がそのストーリーに味付けされていて、ストーリーはさっぱりしているのに何故かグッとくる映画でした!

僕は「ガルヴェストン」を観た時からエル・ファニングにハマっているので楽しめましたが、
エル・ファニングに全く興味がない方音楽シーンが多い映画が苦手な方には正直なところオススメできる映画ではありません。

しかし、エル・ファニング好きにとっては『たまらない』映画になっていることはお約束します!

綺麗な田舎の風景の中に写るエル・ファニングが魅せる様々な表情にうっとりしながら、「やっぱり画面に映える女優だな〜」と改めて彼女の魅力を確信しました。

そんな刺さる人にはとっても刺さる映画「ティーンスピリット」のあらすじ・キャスト・感想などをまとめてネタバレなしのレビューでご紹介させていただきます。

この映画をオススメしたい人

・ダコタ・ファニングよりエル・ファニング派の人
・エルちゃんを愛でたい人
・エル・ファニングが歌う歌でノリノリになりたい人
に特におすすめしたい映画です!

予告編・あらすじ

www.youtube.com

シングルマザーに育てられた移民のヴァイオレット・ヴァレンスキ(エル・ファニング)は、イギリスの片田舎のワイト島で暮らしていた。引っ込み思案で心の支えは音楽だけの彼女はある日、世界的なオーディション番組「ティーンスピリット」の出演者を決める予選がワイト島で開催されることを知る。ヴァイオレットは歌手になる夢をかなえるため、オーディションに参加する。シネマトゥデイより引用

スタッフ・キャスト

スタッフ

【製作】2019年製作 イギリス・アメリカ合作

【原題】Teen Spirit

【監督】マックス・ミンゲラ
代表作:「ソーシャル・ネットワーク」などに出演し、俳優として活躍

【エグゼクティブ音楽プロデューサー】マリウス・デ・ブリーズ

【音楽監修】スティーブン・ギシュツキ

キャスト

ヴァイオレット・ヴァレンスキ:エル・ファニング(「マレフィセント」「ネオン・デーモン」「ガルヴェストン」などに出演)

田舎町の貧しい家に暮らすティーンエイジャー。馬を育てたりして家の仕事を手伝いながら夜にアルバイトしているバーで歌を歌っている。歌うのが好きな気持ちを押し殺しながら母と二人で暮らす生活に閉塞感を感じている。

その他キャスト

レベッカ・ホール ズラッコ・ブリッチ アグニェシュカ・グロホウスカ クララ・ルガアード ユーソラ・ホリデイ アーチー・マデクウィ ミリー・ブレイディ ルアイリ・オコナー オリーブ・グレイ ジョーダン・ステファンズ

おすすめポイント

ここからはこの映画をもっと楽しんで貰えるようにネタバレ無しのレビューでご紹介させていただきます!
観る前に見どころポイントを予備知識として入れて鑑賞しましょう!

映画「ティーンスピリット」の映画ポスターです。|作品ポスター・画像 (C)2018 VIOLET DREAMS LIMITED.
作品ポスター・画像 (C)2018 VIOLET DREAMS LIMITED.

① なんといってもエル・ファニングが良い

この映画のストーリーはざっくり一言で表すと「少女がオーディションを受けるサクセスストーリー」です。

もう少し詳しく言うと

エル・ファニング演じるヴァイオレットは田舎町に住む音楽が好きな女の子で、彼女はパブのバイトで歌を歌っていました。そんな田舎町に『ティーンスピリット』というオーディション番組の予選会が開かれることを知った彼女は、オーディションを受けてから人生が変わっていくというストーリーです。

(この映画の中の『ティーンスピリット』というのは、ワンダイレクションを輩出した「Xファクター」や「アメリカズ・ゴット・タレント」のような架空のオーディション番組です。)

そんなシンプルなストーリーのこの映画は
上映時間の94分のうち、ほぼエル・ファニングが写っているシーンしかないという暴挙に出ています。

その徹底ぶりというのも、オーディション番組の対戦相手のパフォーマンスがほとんど映らないほどにエル・ファニングのパフォーマンス映像に偏っているような有様です。

そんな内容でしたが、エル・ファニング好きの私としては大満足でした!!

田舎町で化粧っ気も無く、古い服を着て、貧しい家で馬を育てたりしているヴァイオレットがオーディションを進めていくことをきっかけにどんどんと成長していく様子は応援したくなります。

それに、エル・ファニングが魅せる様々な表情が素晴らしかったです。

彼女はキャラクターの心情を表情で表現するのが本当に上手いです。

「もうエル・ファニング好きしか観なくて良いよ!」と監督が言ってもおかしくないような映像が続きます。

 

その内容にファンは歓喜し、ファンでない方は楽しめないということから「エル・ファニングのMV」という批評をされてしまったんじゃないでしょうか。

これについては監督のマックス・ミンゲラがエル・ファニングの恋人であるというゴシップが関係しているのかもしれませんね。笑

この映画は『エル・ファニング』の存在が最大の見どころです

ある意味、人を選ぶ内容ですが好きな方にはたまらない映画なのではないでしょうか!いや〜、エルちゃん可愛かったです!

② 「ラ・ラ・ランド」スタッフが作る音楽シーン

この映画「ティーンスピリット」の演出面での最大の見どころは

やはり、ラ・ラ・ランドスタッフが作る音楽のシーンでしょう。

エル・ファニングが歌う音楽シーンの映像が本物のアーティストのMVと見間違うくらいにカッコよく仕上がっていました!

劇中ではケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、カーリー・レイ・ジェブセンなどのヒットミュージックが流れます。

また、この映画で登場する音楽はダンスミュージックが多いのが印象的で最高に盛り上がれます。

元々ダンスミュージックじゃない曲もラ・ラ・ランドスタッフによってダンスミュージックに編集されていました!

ダンスミュージック寄りの編集から考えると、タイトルに『ティーン』と付いていることから10代をターゲットにした映画なのかもしれません。

 

ここで特に注目したいのはエル・ファニング演じるヴァイオレットがオーディションで歌う3曲です。

ヴァイオレットの心境に合わせた歌詞をチョイスしたとしか思えないこの4曲のシーンがグッとくるポイントです!

ここまでエル・ファニング演じる主人公に焦点を合わせた映画だからこそ、この4曲の選曲は非常に考えられているようにも思いました。

 

Dancing on My Own / Calum Scott

I’m in the corner, watching you kiss her, ohh
私は隅の方で、彼女にキスするあなたを眺めてる

I’m right over here, why can’t you see me, ohh
こんな近くにいるのに、どうして私を見てくれないの?

I’m giving it my all, but I’m not the girl you’re taking home, ooo
あなたは私のすべてだけど、あなたが家に連れて帰る相手は私じゃないのね

I keep dancing on my own
だから私は一人で踊り続ける

I keep dancing on my own
だから私は一人で踊り続ける

LyricFindより引用

この曲はヴァイオレットが母親に音楽を反対されたり、学校のクラスメイトからも疎外感を感じているそんな日々を変えるために『ティーンスピリット』の予選で歌った曲です。

わかってもらえない孤独な気持ちと、1人でも前に進むというヴァイオレットの気持ちがよく表現されている曲だと思いました!

 

Lights / Ellie Goulding

‘Cause they’re calling, calling, calling me home
なぜなら、それは私を家へと呼び戻す

Calling, calling, calling home
呼び戻す 呼び戻す 呼び戻す

You show the lights that stop me turn to stone
あなたの示した光で私は石にならずにすんだ

You shine It when I’m alone
私が孤独の中にいた時 あなたは私を照らしてくれた

LyricFindより引用

この曲はオーディションの中で2回目に歌う曲です。自分のことを理解してくれる存在が現れて、孤独から一筋の光が見えた(=Lights)ようなヴァイオレットの心情が表現されていると思いました!

 

Don’t Kill My Vibe / Sigrid

You think you’re so important to me, don’t you?

自分が私にとって大切だと思ったんでしょう?

But I wanted you to know that you don’t belong here

でもあなたに知っておいてもらいたいのは、あなたはここに属してないって事

You think you’re so important to me, don’t you?

自分が私にとって大切だと思ったんでしょう?

Don’t kill my vibe

私に構わないで

LyricFindより引用

この曲を歌うヴァイオレットはもう止められません!孤独感を感じて何かを変えたいと思って一歩踏み出した少女が、何かを変えた。そんな彼女の強い自信が現れた曲だと思いました!

 

この3曲を歌うエル・ファニングの姿はとても様になっていて、そのハスキーで繊細な雰囲気のある歌声が素晴らしかったです!

そして、この映画のためにした練習期間はたったの3ヶ月というから驚きです。

エル・ファニング演じるヴァイオレットの歌唱シーンはこの映画最大の見どころだと思います!

おわりに

この映画「ティーンスピリット」はエル・ファニングの魅力を100%活かしたファンにはたまらない映画です。

ストーリーは少女がオーディション番組『ティーンスピリット』をきっかけにビッグになっていくというシンプルなストーリーでそこに深みはないですが、エル・ファニングがしっかりとこの映画に味付けをしてると思います。

エル・ファニングとダコタ・ファニングは子役の時から話題になっていましたが、大人になったこの姉妹は演技の魅せ方がどんどん成長してきてて本当に素晴らしいです。

この映画「ティーンスピリット」
エル・ファニング好きと音楽映画好き以外にはオススメすることが難しいですが、この映画の魅力がわかる人はどハマりしてしまう魔力を持っています!

あっさりしたストーリーなので気軽に観れる映画でもありますので、興味がある方は是非、観て観てください!ね!是非、観てみてください!

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映画「ガルヴェストン」の映画ポスターです。|作品ポスター・画像 (C)2018 EMERALD SHORES LLC - ALL RIGHTS RESERVEDより引用